お知らせ
・2024年6月15日モノマルシェ出店させて頂きました。
・2024年5月5日刈谷ハイウェイオアシス様 試食販売を開催させて頂きました。
・2024年4月15日モノマルシェ出店させて頂きました。
・2024年3月15日モノマルシェ出店させて頂きました。
・2023年8月31日まで 岡崎市おかざき楽の湯様 「おかざき楽の湯✕饗庭塩」開催
・2023年6月24日 三河新報 掲載されました。
・2023年6月23日 キャッチネットワークさんの「KATCH TIME30」に取材して頂きました。
・2023年6月23日 西尾市の中村健市長に表敬訪問し商品化のご挨拶を致しました。 
・2023年4月8日 三河新報 掲載されました。
・2023年4月1日 インスタグラム 始めました。

 

「饗庭塩 あいばじお」とは

 

  饗庭塩 復活秘話

   戦国時代から江戸末期、愛知の三河湾沿岸では塩造りが盛んに行われてきました。
  その中心地、西尾市吉良地域の塩は「饗庭塩」と呼ばれ、苦汁(にがり)分が少なく
  味わいも良質、と県内・県外で珍重されてきたと言います。
  伊勢湾台風の被害や、全国的な塩田廃止の流れで吉良の塩田は消滅しましたが、
  饗庭塩を復活させたいと立ち上がったのが「吉良屋」の13代目・孫斎治。
  何年も試行錯誤し、2022年から本格的に製塩を開始しました。

 

 

                   作り手の想いとこだわり

                                吉良屋は、塩が国の専売になる明治38年まで饗庭塩の元売りを営んでいました。
                               けれども製塩の設備やノウハウはなく、独自に学びと体験、失敗を重ね、地元の方の協力に
                               より、自然の力を生かした製法を再現。味の特徴である濃い口当たりと、まろやかで甘味ある
                               後味も追求しました。
                               「饗庭塩を再び西尾の名産に。そして塩の伝統・文化・暮らしの楽しみを受け継ぎ、未来へ」
                               その想いで、手間ひまかけて質を守り、作り続けます。

 


「孫斎治 まごさいじ」とは

 

  「孫斎治」は吉良屋の当主が代々継承する名前です。
  八代目 孫斎治の時代、輸送が海運中心の為、船荷の立地条件がより吉良町吉田の川岸に出店し、饗庭塩の元売りをはじめます。

  塩の販路は三河、知多の醸造蔵は勿論のこと一部は、矢作川を遡って稲武の豪商へ出荷されていました。
  饗庭塩の元売りは明治43年、塩が専売制になるまで続きました。

  また、明治25年 九代目孫斎治が汽船を使い、 九州 明治鉱業より石炭を買付て取り扱いを始めました。
  この石炭は饗庭塩を煮詰める燃料として使われました。